色々凄いゲームでした。
全体的にモザイク修正薄くない?と思ったので自主規制してます。
戦闘エロとイベントエロがあるオーソドックスなエロ同人RPG?
ある日推しアイドルのライブへ向かった主人公のりぼん。ライブ会場にいたはずが気が付くと冷たい部屋に全裸で倒れていた。知らぬ間にいたダンジョンRANZEから脱出するためにクリアを目指す…という話。
全体的に抜きゲーシナリオだが、要所要所で少しだけ真面目になる。小難しい話はない。
RANZEは全5層からなるダンジョンで、各層毎にいるボスを倒し進めていく。システムは言ってしまえばコマンドRPG。なのだが、戦闘自体上の画像にもあるように行為で進める。
一応相性などもある。敵の頭上に常に弱点が表示されるためそこまで難しく考える必要はない。
始めは胸を見られることに抵抗感を覚えていた主人公が最終的には。といった段階的な雰囲気も楽しめる。
操作についてはRPGツクール作品で特殊な操作もほとんどないので、基本的にはマウスのみやキーボードのみ、あるいはゲームパッドのみで好きな方法で操作して問題ない。F4でフルスクリーンに拡大もできる。
なお本作は基本全裸である。一部シーンで局所的にアクセサリーを付けることはあるが、最序盤のプロローグを除いて服を着ることは最後までない。一番露出度の低い服装はおそらく料理時に背景に映る裸エプロン。
常にどこかがエロい
まずこちらを見てほしい。
これは本作のメニュー画面と装備画面。
この手のゲームはメニューにHステータスなるものがあることが多く、そういった場面でイラストが載っていることは多い。まさかメニューそのものがこの姿勢で、そこにペンで直接書いたようなUIだとは思わなかった。
更に右の装備画面。人参は何かというと、装備品である。
この作品では装備品は尻にする。正確には尻の中に。装備品なら何でも入れるので、たこ焼きを入れ始めたりする。なお後ろのりぼんは挿れたり抜いたりするたびに反応する。
メニューからしてこの様なので、もちろん本編も同じような雰囲気で進む。
層によっては地面にトラップ(模様でわかるようになっている)があったり、マップ移動のためにシートベルトを着用させられたり、人に話しかけただけで手を出されたり。
とにかくエロシーンが出る。本作は何かあれば必ずエロシーンが出るというくらい常に見ていた気がする。
なんと主人公の他にもサブキャラクターが3人いる。操作するわけではないが、シナリオに絡んでくる。
勿論サブキャラクターのイベントもあるしCGもある。
なんならモブキャラのCGも(こちらはあるイベントの差分程度だが)ある。
基本HCG127枚以上、総HCG550枚以上という表示は伊達じゃない。
層毎に変わる特色
![](https://doujin-station.com/wp-content/uploads/2023/09/RJ01089975_img_smp3-1024x768.webp)
ボリュームの多いゲームは得てして密度がおざなりになりがちだが、本作はその密度の点でみてもとても良かったと思える。
それが本作の特徴であるRANZEの階層システム。
先に記載した通り全5層(5層は事実上のイベント層なので実質的には4層ではある)それぞれ方向性が違う。
1層はファンタジー系でオークなどが出てきて、2層では街中に放り出され、3層では牧場で飼育・調教され4層では自らを売り出す。
この層毎に大きくシチュエーションが変わるシステムによってマンネリを防いでいる。
特に3層では操作権自体が別のキャラクターに移り変わり主人公を調教してくことになる。
ここでは調教を進めていくと主人公の服従度合が上がっていき、始めは他の敵キャラクターと同じように警戒していた主人公が最終的に操作キャラクターに対して甘えるような雰囲気を醸し出す。これは是非見てほしい。とてもかわいいので。
そうした各層毎の特色によって飽きずに最後までプレイで来た。
参考までに、私はクリアまで17時間ほどかかった。DLsiteのレビューでは8時間程度でクリアしたとあったので、大分のんびりやっていたかもしれない。
RPG部分
本作を語るうえで避けては通れない部分。私は多くの同人RPGでとにかく戦闘が面倒になりがちで、それが原因で飽きてしまうことがある。
本作の場合、同人RPGによくある戦闘+敵が使うエロ技という形式ではなくこっちもあっちも行為を仕掛けるという仕組みのためとりあえずCG見れるからヨシ!くらいの心持でいられたこと、弱点が常に表示されているのでそこまで真剣にならずに済んだことが最後まで進められた理由の一つかもしれない。
とはいえ本作、戦闘部分でもそれ以外でもとにかく主人公のステータスを参照する機会が多い。
![](https://doujin-station.com/wp-content/uploads/2023/09/fix_RANZEと全裸女りぼんver1.01-2023_09_24-16_25_44-1024x576.png)
そのため本作はこのステータスを上げるためにややレベル上げなどの作業が必要になることがある。
先に述べた通り戦闘自体のストレスはかなり低いのでサクサク上げることはできるものの、多少はそういった作業が伴うこともあるのでどうしても嫌だという人は難しいかもしれない。
なお本作は2週目にステータスを引き継ぐことができる。2週目以降はかなり楽に進められるんじゃなかろうか。
あと処女クリアが可能らしい。ステータス的な難しさもあって2週目以降推奨と伺っている。
この辺はまだできていないので記述しないが、もしかしたら追記するかもしれない。
注意点
本注意点はver1.0.1時点の物です。更新状況によっては変更されている可能性があります。
DLsite商品ページ商品紹介下部から必ず更新状況を確認してください。
脱糞描写がわずかにある。一応そういったシーンの前では必ず警告が入り、スキップができることとスキップを行っても後で回想から視聴可能なことが救いではある。
私はとりあえずすべて見たが、一部は食事しながら見て少しきついかもと感じる程度だった。
なお私は脱糞描写がかなり苦手ではある。
スキップが可能であるために脱糞描写は基本的に容易に避けられる。これは問題になりにくい。
どちらかというと気になるのは極一部の敵が使用する放屁である。こちらはCGはないが効果音を聞かされる。結構きつい。強制的に戦わなければならないものに関してはいっそ効果音を無くしてしまった方がいいかもしれない。
まとめ
体験版やって少しでもいいなと思ったら即購入でいいんじゃないだろうか。
逆にちょっと合わないなと思っても上の層のシチュエーションを気に入る可能性はある。
私にとっては2層・3層がそうだった。
あとサークルCi-en見ていたらQ&Aで女の子相手の戦闘ではレズ技を~という話が挙がっていた。
現時点で更新が積極的に行われているので、こちらも期待できる。
記事作成時点で購入数が2000と少し。過去作のないサークル故に知名度だけが問題な気がする。
本当にもったいないと思うので、是非買ってほしい。
とにかく体験版を試してほしい。そして気に入ったら買ってほしい。
体験版の時点で気に入ったのならよっぽどの理由がない限り最後まで十分に楽しめるはず。
![](http://img.dlsite.jp/modpub/images2/work/doujin/RJ01090000/RJ01089975_img_main.jpg)
RANZEと全裸女りぼん
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